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蕁麻疹(じんましん)の治療

蕁麻疹(じんましん)の治療蕁麻疹(じんましん)は、皮膚に痒みを伴う赤い発疹が生じ、数時間で消退しますが、新しく生じたり、消退したりを繰り返します。

原因

アレルギー性蕁麻疹

食物や薬剤などアレルギーが原因で起こる蕁麻疹です。接種30分以内で起こる事が多いものです。

非アレルギー性蕁麻疹

機械・圧迫や日光や発汗・ストレスなどが原因で起こる蕁麻疹です。

原因不明の蕁麻疹

蕁麻疹になると多くの患者さんから「原因はなんでしょうか」と質問が寄せられますが、実はこのタイプの蕁麻疹が圧倒的に多いのです。日本皮膚科学会からガイドラインが発表されていますが、血液検査でやみくもに検査をすることは勧められていないのです。原因が不明ですので下記に示す治療薬で発疹(蕁麻疹の発疹は「膨疹(ぼうしん」と呼んだりします)の出現を抑制することが治療の目標です。

治療

まずは抗ヒスタミン薬という、蕁麻疹を引き起こす、細胞から出る”ヒスタミン”という物質を抑える薬を飲むことが第一段階の治療です。症状の程度に応じて1剤か2剤、それぞれ通常量から倍量(薬剤の種類によっては倍量投与できないものもありますが)で内服します。それでも効果がないときは日本皮膚科学会のガイドラインに則って、第2段階の治療を検討します。第3段階に治療に生物学的製剤と言われる注射薬もあります。これは高価ではありますが保険適応のある、効果の高い治療薬です。まずは第一段階、第二段階の治療を行って、効果が不十分な場合に検討します。

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